〇仏教
七七忌(四十九日)の法要をもって満中陰を迎え、忌が明けることから、供物・供花・香典をいただいた方に、お返しの品を贈ります。
尚、忌中が三月に渡る場合は、切り上げで五七忌(三十五日)をもって満中陰法要を行う事もあります。
〇神式
一般的に50日目の霊前祭(五十日祭)をもって、仏教でいう忌明けとなりますので、その直後にお返しの品を贈ります。
尚、仏教と同様に三月に渡る場合は、切り上げて三十日祭でもよいとされています。
〇キリスト教式
本来キリスト教に香典返しはありませんが、日本の習わしに合わせて行われる事が多いようです。
仏教でいう忌明けは、カトリックでは30日目の追悼ミサ、プロテスタントでは1ヶ月後の召天記念日となり、その直後に記念の品を贈ります。
〇仏教
表書きは、「志・満中陰志」。水引は黒白(蓮絵有り)結切り、藍銀(蓮絵無し)結切り。
〇神式
表書きは「志・偲び草」。水引は黒白(蓮絵無し)結切り、黄白結切り。
〇キリスト教式
表書きは「志・召天記念」。水引は黒白(蓮絵無し)結切り、黄白結切り。